ヌノメカワニナ
先週の頼まれ仕事で急きょ撮影したもののうち、構成上ボツにした写真です。殻頂部のピントが甘いけど*1、時間優先モードだったので許していただきましょう。
ヌノメカワニナは日本国内に在来の個体群がいますが、本来の分布域ではない地域にも侵入して、条件のあった場所ではあっという間に増えてしまいます。ヌノメカワニナは低水温に弱いので、冬季に10度以下の水温が続くようなところでは生存するのがむつかしいと考えられます。一方、18度以下で増えられないと報告する論文もありますが*2、私はもうちょっと低い温度でも個体群としては生き延びられるのではないかと考えています。冬さえしのげれば、夏の間にどーっと増えられますからね。
*1:ワーキングディスタンスが長かったので、つい100mmマクロを使ってしまった。ちなみに、背景をとばしたかったので、SV-50の蓋にいれて撮影しました。意外なところで役に立ってます。
